世界のすり身事情① フランス

 アラスカ産水産物の販売促進に取り組んでいるアラスカシーフードマーケティング協会(日本事務所)では、先ごろ、世界の〝SURIMI〟最新事情をレポートしたA4版・4頁のトピックス集を制作した。


 10月に開催された全蒲の水産煉製品特別研究会でも配布され、注目を集めた。いまや「SURIMI」は日本だけでなく海外でも様々な形で食されている。トピックス集では、伝統的なSURIMI文化から最新のガストロノミー系まで、世界のSURIMI最新事情が紹介されている。


 まずは、日本を除いて、もっともSURIMIを消費しているフランス事情から紹介しよう。


 フランスでSurimiといえばカニカマと同義語。1985年、「かに風味のすり身棒 batonenets de surimi saveur crabe」として登場以来、安くてカニ気分が味わえるとして庶民に人気だ。今ではSurimiの名前で親しまれ、アペリティフの定番になっている。国民の76%が消費するフランスでは、スーパーの海鮮食品・惣菜売場の売上げナンバーワンだ。

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 サラダやサンドイッチ用にほぐしたもの、円形に薄切りされたものなど様々。消費量はヨーロッパでは1位、世界では日本に次いで2位のSurimi大国になった。2013年の生産量は5092トンにも及び、その90%は国内で消費されている。スモークサーモンに比べてお手頃なSurimiだが、愛される理由は、安さだけではないはず。フランス女性に大好評。薄味だから、自分好みに味付けできるし、バゲットにも白ワインにもあう。日本食ブームの追い風でというよりは、Surimi独自の魅力で支持を得た。














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