食品需給研究センターが、12月10日、令和元年10月のかまぼこ製品の生産量を公表した。それによると、ちくわ・かまぼこ生産量は4万352㌧で前年比3.9%の減産となった。1-10月累計では35万3052㌧となり前年比2.1%の減少。
10月の動きを品目別にみると、増加したのは、唯一、その他だけ。9585㌧で7.2%増加となった。
残りの品目はすべて減産となった。気温が高かったことから、揚げかまぼこは1万7212㌧で9.7%と不振だった。ちくわは5102㌧で3.3%減、板蒲鉾は3993㌧で0.8%減、包装蒲鉾は1125㌧で4.0%減、なると・はんぺんは3335㌧で5.4%減となっている。ちなみに、同調査では、カニカマはその他に含まれている。
1-10月累計の品目別で見ると、増加しているのは、なると・はんぺんと、その他の2品目。それぞれ2.3%、8.7%のプラスとなっている。
前年を下回っているのは、ちくわ2.8%減、板蒲鉾0.7%減、包装蒲鉾3.9%減、揚げ蒲鉾は8.3%の減少となっている。
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