殿様商売などあるわけない

 全国のかまぼこ業界関係者の誰もが「厳しい」という一語で現状を説明する。しかし、よくよく、見ると、各地、各企業間で、大きな違いがある。苦しい、厳しいと言いながら、海外旅行を楽しんだり名門コースで、ゴルフ三昧、趣味に没頭したりと、口とは裏腹に、けっこう優雅に過ごしている関係者も多い。その陰で、倒産や静かに廃業してゆく業者も存在する。


 隆盛期には、かまぼこ屋であれば、儲けの多寡はあったとしても、何とか食べてゆけたのだろうが、いまは、そうはゆかない。勝ち組と負け組が生じる時代になった。


 獲得賞金数億円のプロゴルファー、プロ野球選手など、彼らは、氷山の頂点、ほんの一握りの成功者である。「○○であれば、生きてゆける」。そんな職業など、今はない。生活保護を貰う弁護士、歯医者の倒産、再就職に東奔西走するプロ野球選手、サッカー選手…。


 サラリーマンにしても、いつリストラされるか、戦々恐々とし、そもそも会社そのものが、いつ倒産するかわからない。何億円も稼ぐ芸能人がいる陰で、年収50万円にも満たないお笑いタレントの存在は、よく知られている。となれば、かまぼこ商売、決して悪い職業ではない。むしろ、やり方によっては、夢のある旨みのある商売だと思うのだが、いかがだろう。傍観者の思い込みだろうか。


 

   東蒲新聞9月30日号・座人閑話から









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