崎陽軒・シウマイ弁当のかまぼこ

画像



 かまぼこにかけての造詣の深さでは、日本でも屈指の研究者から「横浜シウマイの崎陽軒の弁当。あれに1枚、入っているかまぼこが実に美味しい」との話を聞いた。シウマイ弁当に、かまぼこが一切れ入っているなんて、知らなかったが、ネットで調べてみると、なるほど、確かに、1枚、かまぼこがしっかりと写っている。


 かまぼこの入っていない幕の内弁当さえ珍しくなくなった今の時代、1枚のかまぼこの存在が、いやに気になる。今度、試してみようと思う。いったい、どこのメーカーのものだろう。もし、ご存知の方がいたら、ご一報をお願いしたい。

画像

 

 ところで、崎陽軒のシウマイ弁当の人気は、根強いものがある。一見、何の変哲もない極めて地味な弁当でありながら、こんなに食品が氾濫している今、なぜ、受け続けるのか。恐らく、関係者の血の滲むような努力と研究の積み重ねの結果なのだろうが…。
 
 そういえば、大蒲青年会50周年記念誌の中で、小谷公穂前全蒲会長が、次のようなことを発言していた。


 『僕は大好きな商品が鎌倉のハトサブレなんです。これは、明治時代の商品だけど、今の時代にも売れ続けている。東京でしか、関東でしか売っていない、関西では一切売っていない。僕は東京に行ったら必ず買って帰ってくるんだけど。

 全国、見渡したら、古い商品だけど、売れ続けている商品があるんですね。九州の長崎の福砂屋のカステラ。あれも新製品というわけでもないけど売れ続けている。伊勢に行ったら赤福も、売れ続けている。蓬莱の豚まんも売れ続けている。古い商品でも売れ続けている商品というのは必ずあるわけで。何かそういうものを我々も目指して、いかなくてはあかんちゃうかなと。

 何が売れ続けている商品の元かなということをよく自問自答しながら、また色々今の時代というものもよく見ておきながら。蒲鉾は一時期のピークと比べたら、半分になっている商品かもしれんけど、今の時代、他業界でもいくらでもあるんちゃいますか?さきほど挙げた商品が、なんで売れ続けているのかというのを突き詰めて、なんでやねん、なんで売れ続けているんやと、我々自身もしっかりと考え、研究していく必要があるんじゃないかなと、僕は思いますけども。
 

 不易流行という言葉があるけれども、変えていかなくていけないものは何か、今の時代に合うものは何か、ということをよく見極めながら、我々それぞれがそうやっていくということがものすごく大事なことじゃないかな、と思いますけどね』。









ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック