かまぼこ職人の横顔 山上蒲鉾店 矢崎努製造部長

 ㈲山上蒲鉾店は、元禄から明治にかけては、米屋を営んでいたが、明治11年に、かまぼこ製造業に乗り出したというが、それでも、ゆうに100年を超える小田原かまぼこ屈指の老舗である。小田原・浜町のかまぼこ通りと呼ばれる一角に本社工場を構えている。生のグチを使用した板かまぼこは、口の肥えた食通や業界関係者から高い評価を受けており、全国蒲鉾品評会では、近年だけでも、平成15年に、「極(きわみ)」、21年に…

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小林純子さん死去

 小林純子さん(東京都蒲鉾水産加工業協同組合員 小台大阪屋) 12月11日、病気療養中のところ、死去した。72歳。  通夜は12月18日(木)、午後6時~  葬儀は12月19日(金)、午前10時~  東京都荒川区町屋1-23-4の町屋斎場で執り行われる。  京成上野線 町屋駅下車 徒歩5分。東京メトロ千代田線 町屋駅下車 徒歩5分。  喪主は、木下久子さん(長女)。…

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藤田恒夫氏が死去

 藤田恒夫氏(山文蒲鉾有限会社代表取締役会長)11月29日、死去した。  通夜は、平成26年12月2日(火)19時から、  葬儀は、平成26年12月3日(水)10時から  場所:京都屋葬儀会館    島根県浜田市殿町103番2    電話0855-25-0444   喪主:藤田雅史氏。

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全国蒲鉾品評会の前審査員長・福田裕氏が死去

 全国蒲鉾品評会の前審査員長を務めた福田裕氏(東京海洋大学特任教授)が11月13日、死去した。68歳だった。  通夜は、11月16日(日)午後5時から、葬儀は11月17日(月)午後2時から、宮城県仙台市の太白典礼会館(優美982-0023 宮城県仙台市太白区鹿野2-19-20 電話022-304-5122)で執り行われる。  喪主は、ご令室の福田裕子(ふくだ ゆうこ)さん。 …

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銀座の画廊で藤井誠之氏が個展

 東京都蒲鉾水産加工業協同組合の元組合長・藤井誠之さん(富久屋かまぼこ社長)の絵画展が10月27日から今日11月1日まで、東京・銀座7丁目の長谷川画廊で開かれている。  藤井さんが、これまで書き溜めてきたパステル絵、油絵など37点の作品が展示され、連日、友人、業界関係者らで賑わっている。正面には、絵画展ポスターにも使用された100号の「裸婦」が据えられ、周囲の壁には、風景や花な…

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「かまぼこ職人になるのが夢だった」 丸う田代 田代有工場長 名人の横顔

 丸う田代の本店は、小田原の通称、かまぼこ通りと呼ばれる浜町にある。創業約150年を誇る小田原かまぼこの老舗の名店として昔から根強い人気を集めているが、同社の工場は、静岡県焼津市の大井川沿いに籠清と隣接して建っており、両社の親密ぶりを表している。  田代有(ゆたか)氏が、同社の静岡工場にやってきたのは8年前。40年間、静岡工場を守ってきた父親の寿氏に代わって工場長に就任したのは3年前のこと…

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下村郁夫氏が死去

 下村郁夫氏(㈱茶福水産相談役・下村全宏全蒲副会長のご尊父) 8月26日、病気療養中のところ、死去した。85歳。  通夜は8月29日19時から、葬儀は30日12時から、名古屋市中村区名駅南4-9-22のイズモ葬祭・名古屋・貴賓館で、執り行われる。電話052-582-7799。  喪主は、下村全宏氏。

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宇部かまぼこ・友原和夫氏 「ものづくりマイスター」に認定

 水産練り製品製造1級技能士の友原和夫氏が厚生労働省の「ものづくりマイスター」に認定された。  ものづくりマイスターとはものづくりに関して優れた技能、経験を有する人を厚生労働省が「ものづくりマイスター」として認定・登録し、技能競技大会の競技課題などを活用し、中小企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うもの。 …

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「京かまぼこ」 元近畿大学農学部教授・牧之段保夫氏の講演

7月4日の本ブログで、紹介した元近畿大学農学部教授の牧之段保夫氏が「京かまぼこ」をテーマに、京かまぼこの歴史、原料魚、特徴などを語った。以下、その概要である。 https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do  「京かまぼこ」と言われた場合、皆さんは何を思い浮かべられるでしょうか。伝統を感じさせるそ…

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沼田麻紗子さん死去

 沼田麻紗子さん(㈱沼田商店取締役社長・沼田廣氏の妻) 平成26年6月29日、死去した。62歳。    通夜は、7月7日(月)午後6時から、葬儀は7月8日(火)午前11時から、青森市の栄町祭礼会館(〒030-0903 青森県青森市栄町1丁目6番4号 電話017-741-7131)で執り行われる。  喪主は、沼田廣(ひろし)氏(〒030-0961 青森県青森市浪打1丁目2番16号…

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かまぼこ名人 職人の横顔 河内屋 高村茂樹氏

 全国蒲鉾品評会の華といえば、何と言っても、精緻にしてダイナミックな細工蒲鉾「額もの」の存在だろう。時代の流れとともに、次第に消えつつある環境の中で、近年、積極的に出品を続けているのが富山のかまぼこ業者たちだ。地元の伝統技術、食文化を後世に伝えたいとの思いから品評会への出品を呼びかけあって富山の細工かまぼこの心意気を見せている。  業界のネット分野を牽引する河内屋もそんな企業の1つ。同…

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名人の横顔 尾崎かまぼこ 内生蔵万吉氏

 鯛や鶴を型どった色鮮やかな細工蒲鉾は、昔から結婚式をはじめ冠婚葬祭に欠かせない縁起物として大いに重宝されてきた。中でも富山の細工かまぼこは、よく知られているが、日本各地でも子供が生まれた時や、お祝い事に細工かまぼこが利用されてきた。結婚式の翌日、折り詰めからはみ出た大きな鯛かまぼこを切り分けて近所におすそ分けするのも日本の良き伝統だった。  ところが、日本人の生活様式や意識の変化に伴い、…

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阿部蒲鉾店とともに46年 佐々木悦郎氏 名人の横顔

全国のかまぼこ名産地の中でも、もっとも恵まれている1つが仙台地区の笹かまメーカーだろう。家計調査のかまぼこ消費の上位都市に常にランクされ、仙台土産の代名詞として牛タン、萩の月と並んで笹かまの名称は全国に知れ渡っている。地方選出の代議士が地元土産に選ぶ3条件として①その土地の名産品として知名度が高く②庶民的なイメージでありながら先方に失礼にあたらない程度の価格帯の商品で、③なおかつ、持ち運びに便利…

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藤井誠之氏が第100回光風会展に4回目の入選

 東京都蒲鉾水産加工業協同組合の元組合長の藤井誠之氏の絵画作品が第100回光風会展に4回目の入選を果たした。  題名は「薪ストーブ」。藤井氏は「自宅の薪ストーブのあるリビングで本を読んでいる妻と飼い猫のモグを描いてみました。ストーブの温かい空気が表現できていればと思っています」と、入選の言葉を語っている。  2014年4月16日(水)から4月29日(月)10時~18時まで、東…

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田代寿氏が死去

 田代寿氏(㈱丸う田代相談役) 4月6日、午後1時53分、死去した。69歳。    通夜は、平成26年4月9日(水)、18時から    出棺は、4月10日(木)、10時45分から  告別式は4月10日(木)、14時30分から  場所は、通夜、告別式ともメモリアルハウス ラビュー藤枝で。  喪主は田代みつ子さん。  施主は田代 有(ゆたか)氏。  …

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はんぺんづくりの名人 岡敏男氏・日本橋神茂工場長

 創業は元禄元年、1688年というから、おそらく日本で最も永い歴史を持つかまぼこ店の老舗とされる日本橋神茂。代々、店主は茂三郎を襲名。いまの井上卓社長は18代目にあたる。江戸末期、町内の天秤棒を担いだはんぺん売りは「かんも、かんも~」と声を張り上げていた。つまり、神茂は、はんぺんの代名詞代わりとして庶民の間に定着していたというわけだ。日本の中心地、東京のそのまた中心の日本橋、老舗が軒を連ねる室町…

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清水保治氏が死去

 清水保治氏(元東京都蒲鉾水産加工業協同組合副組合長・元清水煉製品(資)代表取締役) 3月18日朝、病気療養中のところ、死去した。82歳。    葬儀告別式は、3月21日、午後6時から町屋斎場で行われる。

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吉田由美子さんが死去

 志岐蒲鉾本店の取締役だった吉田由美子さんが2月20日、肺炎のため死去したことがわかった。75歳。葬儀・告別式は、2月22日、久留米市の草苑でとり行われた。  吉田さんといえば、全国蒲鉾品評会の顔ともいうべき㈱志岐蒲鉾本店の細工蒲鉾「額もの」の腐敗防止のため、毎年、会場を訪れ、早朝から、アルコールを含ませたガーゼで、作品の修復を行っていた姿が思い出される。品評会会場で、作業をする吉田さ…

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名人の横顔 浦戸かまぼこ塾の思い出 新潟・竹徳かまぼこ㈱ 竹中良明工場長

 新潟の竹徳かまぼこというと、すぐに思い出すのは、リテーナ成型かまぼこを開発した企業だということだ。創業者の竹中徳四郎氏が「みんなが食べる食品だからこそ、みんなが造れなければならない」という考えで、リテーナ成型の特許は、全蒲に無償で寄贈された。  これにより、全国のかまぼこメーカーは、特許料を支払うことなく、リテーナかまぼこを生産できるようになったが、これは、冷凍すり身の開発と併せて、その…

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野中昭秀氏が死去

 野中昭秀氏(佐賀・野中蒲鉾代表取締役会長)3月7日死去した。  通夜は、本日、3月8日、19時半から。  告別式は、3月9日(日)15時から、南佐賀草苑(〒840-0027 佐賀市本庄町大字本庄951-10 電話0952-25-1255)でとり行われる。  喪主は、野中みどりさん。

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こんな写真見つけた

 いま、発売中の写真週刊誌「FLASH」に掲載されている2大特別読物『「好色一代男」を演じ続けた男 やしきたかじんケンカ上等人生』の中で、下のような写真を見つけた。業界関係者、とくに全蒲青関係者なら、よくご存知の佐々木清次さんだ。  元気モリモリかまぼこ体操、お国自慢かまぼこ即売会など、今や、かまぼこのイベント時には、必ず流れる「カマピーとチックル」ソングの作詞作曲を担当した「…

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名人の横顔・魂のこもったかまぼこづくり 籠清・原田康嗣氏 

 小田原かまぼこの老舗・籠清の静岡工場を訪ねたのは12月も半ば。JR焼津駅から車で約20分。大井川漁港近くに、「かごせい」の文字も鮮やかに、大きな工場が建っている。背中合わせには、丸う田代の工場がある。建設したのは昭和49年。いまでは、商品の大半を静岡工場で生産している。生産部門の〝要〟である製造技術室の室長を務めるのが入社30年を迎える原田康嗣氏だ。口数の少ない職人肌とお聞きしていたが、実際に…

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平野高志氏(ダイマル食品社長)が死去

 ダイマル食品㈱代表取締役の平野高志氏が12月8日、午前4時49分、死去した。66歳だった。  通夜は12月14日(土)午後5時から、葬儀告別式は15日(日)正午から、千葉県銚子市春日町23番地の浄国寺(電話0479-22-1210)で執り行われる。  葬儀委員長は、木村高章氏。  喪主は長女の智子さん。自宅は千葉県銚子市愛宕町3526番地。  親族代表は平野…

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板付け30年… 未だ修行中 鈴廣かまぼこ 富永雅夫氏

 年末時の売上げが全売上げのほぼ半分を占めるといわれる小田原は、この時期、どこのかまぼこメーカーも、板かまぼこ、伊達巻など、おせち商材の製造に追われている。鈴廣かまぼこ㈱でも、究極のかまぼこ「一」(はじめ)、古今、謹上などに加え、伊達巻「古黄」といった高級商品の製造が始まっている。  同社・伝統製造課の職人たちが、日頃、鍛えた技術を発揮するのが、この時期である。1級技能士8人、2級技能士が…

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杉江繁夫氏 水産功績者表彰式に出席

 大日本水産会の平成25年度水産功績者に、全国蒲鉾連合会理事の杉江繁夫氏(前東京都蒲鉾水産加工業協同組合組合長)が選ばれた=既報。  今回の受章者は38人。表彰式は11月28日、東京・港区の三会堂ビル石垣記念ホールで開催され、杉江氏は賞状と記念品を受け取った。  江戸蒲鉾の伝統製法を継承しつつ多くの新商品開発に注力し、ねり製品の需要拡大、安全・安心な水産加…

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最年少で1級技能士取得 八木竜太郎氏

 水産練製品製造業の一級技能士は、全国に232人、二級技能士は518人いるといわれる。具体的な年齢構成は実施母体の中央職業能力開発協会が、公表していないため、詳細は把握できないが、多くが高齢者で占められていることは容易に想像できる。引退、廃業、すでに死去した方も多く、現役の一級技能士は、極めて少ない。冷凍すり身の誕生以来、かまぼこ職人の技術は低下しているといわれる。中には、鮮魚の良し…

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水産功績者に杉江繁夫氏

 大日本水産会は10月9日、平成25年度水産功績者表彰の受章者を発表した。今回の受章者は38人。  水産ねり製品業界からは、全国蒲鉾連合会理事の杉江繁夫氏(前東京都蒲鉾水産加工業協同組合組合長)が受章した。  表彰式は11月28日、東京・港区の三会堂ビル石垣記念ホールで開催される。農林水産大臣、水産庁長官ほかの臨席を予定している。

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お魚供養に小さなかまぼこ職人

 9月8日に行われた東蒲組合のお魚供養に、可愛らしいかまぼこ職人が参加した。蒲鉾の八木橋の八木竜太郎さんの長男・崇太郎君。まだ4歳だが、早くも将来は、かまぼこ屋になりたいとの決意を固めている。  この日も、お魚供養が行われると聞いて、自ら参加したいとお父さんにねだって野田から築地に駆けつけた。玉串を奉納して、2礼2拍手1礼を器用にこなし、小さな両手を合わせていた。 …

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吉田元所長と鈴木全蒲会長

 夕べから今朝にかけて、テレビ、新聞は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、食道がんのため亡くなったことを報じている。享年58歳だった。  吉田元所長は、3年前の6月に福島第一原子力発電所の所長に就任し、おととし3月11日の事故発生から現場のトップとして事故対応の指揮を執った。東京本店からの指示を撥ね付け、自身の判断で、海水注入を続け、被害を最小限に…

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中陣和一氏が死去

 中陳和一氏(生地蒲鉾㈲会長) 7月10日、午前3時に死去。92歳。通夜、葬儀の日程は以下の通り。  喪主 中陣 和悦  通夜 7月11日(木) 午後7時~  場所 セレモニーセンター魚津 (魚津市本江3152) ℡0765-23-3152  葬儀 7月12日(金) 午前10時~  場所 同上・セレモニーセンター魚津 …

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