藤沢周平と「かまぼこ新聞」

 とりとめもないかまぼこ関連の余談をひとつ。


 7月4日夜、TBSテレビで放送された「ふつうが一番 -作家 藤沢周平 父の一言-」というドラマをご覧になっただろうか。


 藤沢周平は、「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「武士の一分」といった時代小説で、誰もが知る人気作家だが、彼が、直木賞を受賞したとき、彼は、10人足らずの小さな業界紙に勤めていた。


 彼の勤めていた社名が、テレビでは「日本加工食品新聞社」となっていたが、本当の社名は、日本食品経済社である。藤沢周平は、ここで、約14年にわたって、日本加工食品新聞の編集長を務めた。本名は、小菅留治といって山形県の鶴岡市の出身。ドラマの題名そのままに、本当に物静かな、目立つことのない朴訥とした人柄で、彼の悪い噂は一度も耳にしたことがない。


 日本食品経済社では、当時、2紙の業界紙を発行していて、彼が編集長を務めていたのが畜肉とハムソーセージの専門紙である「日本加工食品新聞」。20周年だったか、30周年の発刊特集号に、お祝いの寄稿を届けてくれたことを覚えている。


 そして、同社が発行していた、もう1紙が「かまぼこ新聞」である。もちろん、水産ねり製品の専門紙である。いまも月1回発行されているが、現在の編集長は、テレビで、日本加工食品新聞社の社長として描かれていた人物である。












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