若者のかまぼこ離れといった言葉が叫ばれたのは、いつ頃のことだったか。そんな杞憂を吹き飛ばすような光景が小田原で見かけられた。小田原関係者が、全国のかまぼこ業者に呼びかけて初めて実現した「かまぼこグルメ大集合」。風雲!小田原城御当地蒲鉾 春之陣には、各地のアイデア商品が出品された。
例をあげると、大寅かまぼこ(大阪)の「とらサンド」。フランスパンにすり身を塗って焼き上げたもので新食感がセールスポイント。千葉/野田の蒲鉾の八木橋は「お魚たこ焼き」、池永商店は「銚子カレーバーガー」「フライバーガー」、竹徳かまぼこ(新潟)は「南蛮海老しんじょう揚げ」等々…、思わず、かまぼこ業者自ら「食べてみたい」と、手を出してしまうような魅力的な商品が揃った。
印象的だったのは、若い女性たちが列をつくっていた光景だ。出来上がりを待つ受け取り口の前の雰囲気は、マクドナルドやケンタッキーの店頭を彷彿させる雰囲気が漂っていた。
思わず3種類もお金を払って食べてしまったという田代勇生小田原副組合長も「いろんな形でのかまぼこを提案できた。やはり、実演販売というのは魅力的だと思うし、全国のかまぼこ業界の人たちに、一度、来て、刺激にして欲しい。新製品開発のヒントにもなるし、思わず食べたいと手が出る商品が集まった」と語っている。
かまぼこ関係者が、「なるほど、これが新しいかまぼこの姿か。若い人たちに受け入れられるためには、こうしたらいいのか」と、体感できるイベントとなった。
鈴木博晶小田原組合長は「これをNHK広場前でのお祭りイベントなどでやったら大変な人気になると思う」と手ごたえと自信を深めるコメントをしている。
若い女性達が買い求める姿が印象的
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