総合マーケティングビジネスの富士経済は、このほど、健康需要を獲得し好調な品目がみられる農産加工品や水産加工品、おつまみ需要を獲得する畜肉加工品、用途提案による需要開拓が進む乳油製品の国内市場を調査した。
この中で、カニ、ホタテなどいわゆる風味かまぼこ市場について、2021年見込が552億円(2020年比:4.2%増)、2026年予測が588億円(2020年比:10.9%増)と予測しており、健康需要獲得や、高付加価値商品の投入によって拡大すると分析している。
風味かまぼこは、カニやホタテといった高級食材の代替需要を獲得しており、たんぱく質ブームや血糖値の上昇を抑える効能が注目されたことやTV番組での特集、量販店での売場拡大により、市販用を中心に伸びている。
2020年は、業務用は減少したものの量販店の鮮魚売場向けは好調だったことや、市販用が巣ごもり需要と健康を気遣う消費者の需要を獲得したことで、市場は拡大した。2021年は引き続き市販用が好調で、業務用も回復していることから、前年比4.2%増が見込まれている。
見た目や風味をよりカニに近づけた商品や糖質オフ商品など付加価値商品の投入が進んでおり、売場が活性化していることから、今後も市場拡大が予想されるとしている。
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