コロナ禍の中、増加を記録 2020年のかまぼこ生産 

 食品需給研究センターが、2月10日、令和2年(1-12月)のかまぼこ生産量を公表したが、ちくわ・かまぼこ生産量は44万7797㌧で1.8%の増加となった。

 品目別で見ると、ちくわとあげものの好調ぶりが目立つ。ちくわは、6万3322㌧で前年比5.3%の増加。3月以降、すべて前年実績を上回った。この動きは、家計調査と同傾向が見られる。

 また、あげものも4.2%増と好調だった。ちくわ同様、1月に大幅減少したものの、11ヵ月連続で増加を記録した。

 板かまぼこは4万4694㌧で前年比3.7%の増加。しかし、12月に限ってみると、板かまぼこは3.1%の落ち込み。包装かまぼこは12.1%増と大幅に増加しているのが目を引く。

 なると・はんへんは3万597㌧で前年比1.0%増だった。その他だけが唯一、減少となった。とくに夏場に大幅な落ち込みがあり、年間通じて振るわなかった。10万4467㌧で5.2%減だった。
 
 コロナウイルス感染拡大の中、ねり製品生産は順調に進んだようだ。緊急事態宣言や飲食店の営業時間短縮で業務筋、また、JR、空港関係など観光需要が激減したマイナス分を巣籠りによる内食需要で、量販店筋の伸長分がカバーした。

 量販店に軸足を置くメーカーは、観光・業務筋などを主要取引先とする企業に比較して、落ち込みが比較的抑えられていることが浮き彫りになった。しかし、スーパー対応のメーカーも、すり身不足で、価格上昇しており、利益幅は縮小の一途で、納入製品の適正価格への要望の声が高まりそうだ。

2021-2食品産業センターの12月生産量-1.JPG2021-2食品産業センターの12月生産量-2.JPG




 

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