それによると、ちくわ・かまぼこ生産量は3万3543㌧で前年比4・9%増と5カ月連続でプラスを記録した。総務省の家計調査でも6月の水産ねり製品支出は5ヵ月連続で増加となっている。コロナウィルスの影響で様々な経済指標が大きく悪化を示す中で、予想外に好調な推移を続いている。
お土産、業務、外食需要が大きく減少する一方で、内食需要は堅調に推移しているようだ。
品目別の動きをみると、ちくわ、かまぼこ、あげものの伸び率が大きい。ちくわは5422㌧で9・5%、かまぼこは2870㌧で24・1%、あげものは1万3842㌧で12・9%それぞれ増加を記録した。
包装かまぼこは1138㌧で2・2%、なると・はんぺんは1777㌧で0・5%増加した。その他のみが減少しており、8494㌧で11・4%の減少。
1-6月累計では、21万887㌧となり、前年同期比1・0%増と2ヵ月連続でプラスを守った。ちくわ、かまぼこ、揚げものが好調だ。


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