庶民に優しい回転ずし

 最近、回転寿司にハマっている。庶民の懐に優しく、手軽に寿司が楽しめる。一部のグルメ族には「回転寿司なんて」と、お叱りを頂きそうだが、年々、回転すしのレベルは向上している。ネタによっては、職人が握る寿司と、それほど、そん色のない水準にまで達している。

 子供連れには、さらに魅力的な空間だ。チビッ子たちがいくら泣き叫んでも、周囲の騒音がそれらを包み込み覆い隠す。車で来店する客がほとんどで、値段の張るアルコール類に手を出すケースは少ないので、1人当たり1000円程度に抑えられる。

 世間は、正直である。品質と価格のバランス、いわゆるコストパフォーマンスと呼ばれるが、品質に比較して、価格が安いとなれば、需要が高まり、その逆なら消費者はソッポを向く。

 ことしの土用の丑の日、スーパー売場には、うなぎの蒲焼やうな丼が山積みされていたが、足を止める主婦たちは、ほとんどいなかった。いくら美味しくても、価格があれほど高くなってしまっては、誰も手を出さない。一方、回転ずしの店内は、家族連れで、押すな押すなの大盛況だった。




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