堅実なおせち売り場

 12月25日を境に、量販店の売り場は、正月用品向けに切り替わった。覗いてみると、おせちコーナーには、紅白のかまぼこ、伊達巻、おせちセット、ナルト巻などが並んでいる。



 堅実な品揃えだなあというのが、売場を前にして感じた率直な感想だ。あるべきメーカーのあるべき商品が予想通りに並んでいる。価格は、板かまぼこで880円、980円、1180円クラスが中心。セットものは、1280円、1980円などの価格が目立つ。



 必要なものを必要なだけあまり背伸びをせずに分相応にお正月を過ごそうという消費者の堅実な考えがうかがえる。正月くらい贅沢にというお祭り騒ぎを自制するほど昨今の沈滞ムードは深刻なようだ。



 以前は、たまに見かけられた高価格帯の商品は、ほとんど見かけない。目新しいメーカーや、意外性のある商品もとんと目にしない。あるべきメーカーのあるべき商品ばかりが並んでいる。



 安心できる反面、わくわく感、遊び心は、まったくない。これが、今後の年末商戦の姿となるのだろうか。
ことしは、おせち料理のいわれを表記したポップが目立つ。なぜ、紅白のかまぼこを食べるのか、なぜ昆布巻きを用意するのか、栗きんとんにどんな意味があるのか。そもそも正月とは何なのかといった謂れが説明してある。



 昔なら伝統だからということで、何の疑問も持たずに用意していたおせち料理だが、いまの消費者は、これこれこういう理由があるからお正月にはおせち料理を用意するんだということを納得させなければならないようだ。
何とも、面倒くさい時代になった気がする。













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