金沢の味「治部煮」の由来

 かまぼこという名称が「蒲の穂」からきていることは、業界関係者なら、常識だが、先ごろ、出かけた金沢の香林坊の一角にあった看板に、金沢の味「じぶ煮」の名称の由来が書いてあった。


 それによると、じぶ煮は、メリケン粉使用にツールがあり、加賀の豪商銭屋五兵衛という人の考案によるものではないかというのである。五兵衛の住居周辺の産物が多く使用され、オランダとの密貿易もあり、フランス料理に使われる鳥獣肉「ジビエ」料理が、訛って「ジブ」となったのではないかという。



 確かに、じぶ煮も鴨を使うことからなるほどと納得したのだが、よく考えれば、これは、看板を立てた店主の説であり、真偽のほどはわからない。



 ネットのウィキペディアを覗いてみると、豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部右衛門が朝鮮から持ち込んだことに因んで呼ばれたとか、材料を『じぶじぶ』と煎りつけるようにして作ることから呼ばれたなどがあるが、最後に、野生の鴨肉を使うことから、フランス料理のジビエから変化したとの説も書いてあった。


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