折込チラシに複雑な思い

 昨年暮れのスーパーの折込みチラシを見ていて、気づいたことがある。数年前までのレイアウトと明らかに違ってきているのである。従来なら、12月末のチラシの1面には、かまぼこ、伊達巻、お重詰めなど、いわゆる、おせち商品が大々的に掲載されていたものだが、昨年末のチラシの表紙の大半が、カニ、マグロ、ステーキ肉、すき焼き、鮨といった高級食材で占められていた。


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 おせち商材は、裏面に、板かまぼこ、伊達巻などが、数点、紹介されているだけ。スーパーのおせち売場を歩いても、以前と比較すると、随分、飾り付けが地味になった。量販各社の正月商戦を盛り上げようという意欲が感じられなかった。



 この背景にあるのは、何なのか。年末商戦にとって、かまぼこの魅力がなくなったということなのか。いや、違う。過日のブログにも書いたが、かまぼこは、年末には、そこそこ売れる。むしろ、伸びても減っても、そこそこの実績を確実に残せる底堅い動きをする商材であると担当者が捉えられているのではないだろうか。



 チラシや、売場を工夫して、雰囲気を盛り上げようと、控えめなPRに抑えても、消費者は、年末には、かまぼこをそこそこ購入するという現実があるように思う。かまぼこの売上げを伸ばすより、むしろ全体的な底上げをしたいという思いが見え隠れしているようだ。この現象を喜ぶべきか、憂うべきか、複雑な思いで正月を過ごした。













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