「蒲鉾板で消費者から作品」 日曜大工

 大蒲青年会の創立50周年記念誌を執筆するため、いろいろな文献を読み漁っているが、昭和52年4月24日付けの交流紙に、興味深い記事が出ているのを見つけた。


 「蒲鉾板で消費者から作品」との見出しで、大阪の大寅かまぼこがPR事業の一環で、消費者に、かまぼこ板を利用した日曜大工の作品を募集したという記事である。


 かまぼこ板といえば、小田原の鈴廣かまぼこが昭和57年に始めた「小さな美術展 かまぼこ板絵コンクール」がすぐに思い出される。いまでは、国内はもちろん、海外からも多くの作品が寄せられ、その作品展は、百貨店の催事場で大々的に行われるほどの一大イベントに成長した。多くのマスコミにも取り上げられ高く評価されている。


 大寅かまぼこが、消費者に日曜大工作品を募集したのは、それよりさらに5年も前のこと。応募作品のひとつとして、小学生がかまぼこ板を利用して作った「鯉のぼり」が紹介されている。かまぼこ板については、他店のものでもよいとしたため、営業面でのメリットはなんともいえないが、この作品展示を同社本店で行ったところ、かなりの見学者があり、こういったことに関心を持つ人も案外多いものだと思ったと記されている。

 
 その年の青年会の役員会では「PRのためポスター作成や消費者との話し合いといったことはよく行われているが蒲鉾板で作品を募集するのもなかなか良い考えであり、青年会活動の良い参考になるとここに紹介する次第である」としている。


 人の発想はいつの時代も似ているのかなとふと思ったしだいである。





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