「何でこんなもの買ってきたの」

 東京蒲鉾組合の第6回役員会が先ごろ、築地市場内の厚生会館で開催されたが、直前の雑談で、杉江繁夫組合長が切り出した。


 「この間、スーパーで、おでんを買ったら、不味いこと不味いこと。家族からも何で、こんなもの買ってくるのと怒られた」。寒さに誘われ、たまには、おでんでも、と近所のスーパーで、某大手のおでんパックを買って帰ったところ、とんでもない目にあったという。


 「もちろん、我々は、プロだから、かまぼこ業者すべての商品がこうではないということは理解しているが、一般のお客さんは、その例外をもって、おでんってこんなもんだと勘違いしてしまう。あんなものを1度、食べたら2度とは買ってくれない。あくまで、これは例外で、ほとんどの業者は、しっかりしたものをつくっていると信じたい」と渋い顔。


 「確かに、値段も、べらぼうに安い。かといって、安いというのが言い訳にはならない。それにしても、旨い不味いの物差しはあるはずで、冷たいうちは、まだ形を保っているが、煮込んだら、ふにゃふにゃで、溶けてしまう」と呆れ顔。


 一堂、顔を見合わせながら「たまげたね」「呆れたね」の大合唱が巻き起こった。同様の話をよく耳にする。





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