新しきリーダー、出でよ

 東蒲組合の組合長人事が難航している。かつて、全蒲、全蒲青、そして東蒲のトップとして、日本のかまぼこ業界をリードした故金子喬一氏の「人生は駅伝だ。私は、自分の受け持つ区間を精一杯走るだけ」と、常々、話していたのを思い出す。

 マラソンは、棄権するのも、途中で投げ出すのも、個人の自由で、その責任も成果も、すべて自分1人で完結できるが、駅伝は、違う。

 受けたたすきを次の走者に引き渡さなければならない。いくら辛くても、途中で投げ出すわけにはいかない。正月の箱根駅伝で繰り広げられる数々のドラマを見ていると胸が熱くなる。

 先日の役員会で、杉江繁夫組合長が辞任を表明し、いま、その座が宙に浮いている。かつて、組合の役員人事といえば、名誉職でもあり、票読みをめぐってあれこれ思惑が飛び交ったのも今は昔だ。

 いまや組合の役員は、押し付け合いといった様相を見せる。火中の栗は拾いたくないという事情も十分に理解できるが、脈々と続く組合の長い歴史を紡いできたのは、その時代、時代で巻き起こる種々雑多な苦難の数々を乗り越え、解決してきた先人たちの知恵と努力の賜物に他ならない。

 東日本大震災の被災地を見ても、組合がある地域と、ない地域、そして団結力の強弱で復興のスピードに大きな差が生じていることは明らかだ。
 

 組合のルーツを辿れば、先人たちの汗と涙に彩られた歴史の存在に気づくはずである。我々は、そんな流れの中のほんの一瞬を生きているに過ぎない。
 

 我々には、次代へ引き継がなければならない歴史的使命があるはずだ。みんなで知恵を出しながら、新たなリーダーの出現を期待したい。







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