各地のおでんの特徴

 大盛況のうちに、終わった小田原おでんサミット2012。全国12ヵ所のおでんが出店したが、それぞれに特長がある。他の地域と何とか差別化を図りたいと、あれこれ工夫のあとが伺える。
 各地のおでんの特長を見ると――。

 小樽おでん…北海道の食材をふんだんに使用し、甘味噌だれをかけて食べる。ツブ貝が入るのも特長。

 青森生姜味噌おでん…戦後の闇市で、青函連絡船に乗り込もうとする船客の体を少しでも温めようと、おでんの味噌タレに生姜を入れた、ある一軒の屋台のおかみさんの包み込むような優しさが生んだおふくろの味。ほのかに香る生姜と味噌の甘さが心から体を温める。
 

 塩釜おでん…特性のスープに、笹かまぼこ、希少な牛タンサガリ、こだわり揚げかまぼこを入れた宮城づくしの一品。
 

 いわきおでん…無澱粉で作った揚げかまぼこを使用したおでん。煮込んでもふわふわ、ぷりぷりの食感が味わえる。

 小田原おでん…小田原の老舗13社のこだわりおでん種と、小田原の海の幸、山の幸、さらにおでん種コンテストによる市民のアイデアが続々、登場している。小田原曽我梅林で採れる梅を使った梅みそをつけるのが特徴。

 新潟おでん…新潟県佐渡産の焼きアゴ(トビウオ)出汁をベースに大根、玉子、ねりものと新潟産の食材が詰まった新潟おでん。一つ一つの具材を別々の鍋で仕込み、最後にあわせるので澄んだスープが特徴。はんぺんの代わりにえびしんじょうを入れるのが新潟流とか。

 富山おでん…富山湾の宝石「白えび」と「とろろ昆布」をトッピング。白えびや甘エビのつみれ、イカ天、すす竹、里芋も入っている。

 金沢おでん…創業83年を迎える金沢に老舗おでん店。透明度の高い秘伝の出汁は薄口ながらもコクがあり、おでん種との相性がぴったりで幅広い世代から支持されている。

 静岡おでん…静岡おでんの5カ条①黒はんぺんが入っている②黒いスープ③串に刺してある④青のり・だし粉をかける⑤駄菓子屋にある。大正時代からかたくなにこれを守るのが静岡おでん。

 名古屋おでん…名古屋といえば八丁味噌。名古屋のおでんもその八丁味噌が特徴。色は濃いがマイルドな味の特製味噌の味が楽しめる。
 

 讃岐うどん&おでん…讃岐といえば、うどん。ところがおでんもとってもおいしい。とくに、具材の長天、さぬき独特の魚のねり物。これに白味噌だれをかけて食べる。

 松江おでん…あごの出汁でつくったあっさりしたおでん。上品な味付けが特徴。
 

 沖縄おでん…暑い沖縄では、塩味のあっさりスープにティビチやラフティが入っている。

 韓国おでん…串に刺した魚のねりものを煮干や昆布でとっただし汁で煮込んだ屋台料理。ねりものは、さつま揚げに似ている。






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