印象に残った2品の板かま

 ことしの品評会で、偶然、印象に残った製品が2品あった。見た目ではなく、食べて見て、「これはうまい」と率直に感じた印象だ。

 もちろん、600点を超えるすべての製品を食べているわけではないので、たまたま口にした製品の中で、これはうまいと個人的に感じた製品だったという意味だ。

 あえて、製品名をあげると、萩の大草章弘商店の「板魚」と千銀蒲鉾の「千銀」。いずれも焼抜きかまぼこだが、板魚は、昭和61年に天皇杯を受賞した業界を代表する製品として知られているが、例年に比較すると、少し食感が軟らかい印象を受けた。

 専門家の話によると「数年前から、ソフト感を感じるようになった」という。塩味のみの味付けで、噛み締める度にエソの旨みが滲み出す、板かまの持つ美味しさが十分に堪能できた。

 ことしに限っていえば、さらに上回わる美味しさを感じたのが、千銀蒲鉾の「千銀」だった。なんと表現すればいいのか、言葉に困るが、「シコシコ」、いや違う、むしろ「ザクザク」に近い荒々しさの中に、しなやかな弾力を持つ素晴らしい出来栄えだった。素人が勝手に感じたままを書いているので、どこまで、この評価が信頼できるのか、いささか心もとない。

 審査では、板魚が東京都知事賞で、千銀蒲鉾は千銀ではなく、簀巻きの方が採用されて栄誉大賞という結果になった。両製品とも地元での人気が高く、首都圏はじめ大都市圏では、なかなか手に入らないのは残念だ。
 機会があれば、ぜひ、試してみていただきたい。参考になると思う。





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